2019年6月に、カミーノ「ポルトガル人の道」を歩いてきました。
わたしは今回これが初めてのカミーノだったので、現地へ持っていく洋服・ウェアにとても迷いました。
何を着ると不快感なく歩けるのか、暑いのか寒いのか、寝るときはどうしたらいいか、洗濯物はどれぐらいで乾くのか、見当がつかなかったからです。
きょうは、わたしがカミーノで実際に着ていた洋服を
- カミーノ歩行時
- シャワー後
- 就寝時
- 観光時や飛行機などでの移動時
のパターンごとに、画像つきでご紹介します。
6月の「ポルトガル人の道」での服装例として、カミーノヘ持っていく衣類を検討される際の参考になることがあればと思います。
6月のカミーノ「ポルトガル人の道」での服装
わたしが2019年6月にカミーノ「ポルトガル人の道」を歩いた時の服装と組み合わせを、画像と一緒にご紹介します。
おそらくこの時、ポルトガルもスペインもごくごく平均的な気候だったように思います。
そのため現地の年間気候情報から想定して持って行った服装が全体を通してばっちりハマり、暑すぎる、寒すぎる、足りない、多すぎるということはほぼなく、快適に過ごすことができました。
カミーノ歩行時の服装
カミーノを歩く時の服装は、速乾半袖Tシャツ、速乾ショートパンツ、バンテリン膝サポーター、シルク5本指ソックスとウール中厚手ソックスの重ね履き。
歩いているときは日差しも強くかなり暑かったので、気温的にはこれでちょうどよかった。
ただ、日焼けが怖かったので、かならず上に長袖の速乾ジップアップシャツを重ねていました。
UVカット機能もあったので日焼け止め効果は抜群でした。
非常に使いやすくて良かったのですが、いくら薄手でペラペラで速乾性もあるとはいえ一枚余分に羽織るので暑さを感じることも。
ここは、欧米の人たちのようにかなり厳重に日焼け止めクリームを塗りたくりつつノースリーブで歩く、というのがいちばん合理的な気もします。
このあたりの選択は、日焼け対策とのトレードオフになりそう。
シャワー後の服装
アルベルゲやホステルに到着しシャワーを浴びて汗を流した後の服装は、速乾半袖Tシャツ、巻きスカート、速乾レギンス、ウール中厚手ソックス。
お日様があるうちはいいのですが、日が落ちると一気に体感温度が下がってきて、レギンスを履いていないと寒いぐらいでした。
さらに寒い時は、ゴアテックスジャケットを。
このゴアテックスジャケットもかなり薄手ですが、一枚重ねるだけでずいぶんあたたかいので重宝しました。
さらに寒い時には速乾半袖Tシャツの上にライトダウンジャケットを羽織り、さらにその上にゴアテックスジャケットを重ね着して保温。
これだけすればさすがに十分。
6月のカミーノ「ポルトガル人の道」では、これ以上着なければ耐えられないような寒さは朝晩ともにありませんでした。
就寝時の服装
就寝時の服装は、速乾半袖Tシャツ、速乾レギンス。
要するに、前項「シャワー後」の服装から巻きスカートをはずしただけ。
パジャマ的なものは特に持っていきませんでした。
もし、アルベルゲ到着後に洗濯した速乾ショートパンツが既に乾いていれば、そのショートパンツで就寝。
これだと翌朝起きたときに大がかりな着替えをする必要がなく、膝サポーターを着けて靴下を履くだけでそのまま出発できるので、可能な限りこのスタイルで就寝するようにしていました。（ズボラ万歳！）
宿のベッドに備わっていた寝具や持って行った寝袋で寝ている限り、これらの格好で不都合は一切ありませんでした。
観光時や飛行機などでの移動時の服装
ポルトやサンティアゴ・デ・コンポステーラでの観光時や、往復の飛行機搭乗時の服装は、速乾カットソー、速乾ヨガパンツ。
ヨガパンツは、歩行時用のボトムスが速乾のショートパンツひとつだけだったので、もし何かの理由でそれが使えなくなったらこれを履いて歩けばいいやとも思って持って行ったものです。
カットソーもパンツもぺらぺらで軽くてかさばらず、ストレッチでかなりのびるので窮屈さもなく、その割には着た時のシルエットがきれい目で街着として違和感なく、しかも洗ってもすぐに乾くのでとても便利でした。
この上下の組み合わせだけでは寒い時には、ゴアテックスジャケットやライトダウンジャケットで保温。
夕方以降はこれぐらいの格好でいることが多かったです。
6月のカミーノ「ポルトガル人の道」での服装 まとめ
6月のカミーノ「ポルトガル人の道」で着ていた衣類は、以下の10点。
- 速乾半袖Tシャツ2枚
- 速乾ショートパンツ1枚
- 速乾長袖ジップアップシャツ1枚
- 速乾巻きスカート1枚
- 速乾レギンス1枚
- 薄手ゴアテックスジャケット1枚
- ライトダウンジャケット1枚
- 速乾カットソー1枚
- 速乾ヨガパンツ1枚
これらを組み合わせることでおおむね快適に、不都合なく過ごすことができました。
カミーノへ持っていく服装を検討される際の参考になれば幸いです。
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